2024-01-01から1年間の記事一覧
禅の言葉 放下着 ほうげじゃく と読みます 執着心を捨てて、心穏やかに暮らす 何もかも捨てた時に悟りが得られるとの意味の言葉です。 人が暮らしていく中で、何もかも捨ててしまうことは、なかなか難しいことです、実際何もかも捨ててしまっては暮らしが成…
禅の言葉 無事是貴人 ぶじこれきにん と読みます 毎日を平凡に暮らす平穏 禅語としての「無事」とは、外に向かって求める心をすっかり捨て切ったさわやかな境涯です。 求める心を捨てるとは無気力無関心、惰性で生きろということではありません。 求める心を…
禅の言葉 百花為誰開 ひゃっかたがためにひらく と読みます。 無心の奉仕の気高さ 春になると美しく咲き乱れる花は誰の為に咲くのでしょう もちろんのこと花は誰の為でもなく、ただ無心に咲いています。 だから、素直に美しいと感じられるのです。 人も日々…
孤雲本無心 こうんもとむしん と読みます 空に浮かぶ雲のように自由に生きる 自分の自我を考えずに執着心を捨てて自由に生きること 空に浮かぶ雲は、吹く風のまままるで自由にと大空に浮かんでいます。 人もまたその雲のように、些細なこだわりや一時の慾な…
行雲流水 こううんりゅうすい と読みます。 物事に執着しないで、流れにまかせましょう 空に浮かぶ雲や川を流れる水のように、その時々の流れにまかせて進んでいくこと深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。 一定の形をもたず、自然…
寒松一色千年別 かんしょういっしきせんねんべつなり と読みます。 どのような環境でも変わらずに生きるという教えです。 松は、寒い冬も緑の葉を茂らせています。 この緑色は、千年という歳月を経ても変わることはありません。 人生には、常に楽しい時節ば…